アメショーブログ 4889『九匹の猫と生きた二十年』127

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 三カ月の寿命を宣告されながら奇跡の回復を遂げたハナだが、変わらず経口投薬を続けていた。

ハナの発病とコジロの突然の死。
二〇十五年の夏以降は、慌ただしく時間が流れた。

七匹となったクー一族は、寝て過ごす時間が多くなった。
長年単独で過ごしてきたハナには、退院以来ハルが寄り添うようになっていた。

元来愛情深いハナではあるが、その表情は一段と柔らかくなり、フレンドリーなウミとの時間も増えた。

そしハナと他の子との寄り添いは、ジロ、タロ、チビタへも伝染したのだ。
クーとコジロを亡くした一族は、少しずつ他者との交流を深めていた。

女帝モモとチビタの関係は変わらず、数カ月に一度はチビタの挑発とモモの威嚇というやり取りを繰り返していた。

もしかして、この応戦も彼らなりのコミュニケーションだったのかもしれないと今になると思う。

一向に滑らかに営まれない二匹の交流ではあるが、チビタの晩年に私は驚きの光景を見ることになるのだ。

コジロが他界して、七匹となった一族と二〇十六年の新年を迎えた。
ウミの異変は二〇十六年・二月に起こった。

ただ一匹子宮を温存していたウミだったが、とうとう子宮蓄膿症を発症したのだ。
陰部からの出血である。

経口投薬では完治しないことが分かっていたので、ウミは子宮摘出手術を受けた。

これにより、一族四匹の雌猫全てが子宮蓄膿症にかかり、子宮を摘出したことになる。
獣医師も驚く、実に不思議な症例だった。

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                 ハナ・ウミ

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                 ハナ・ハル





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この記事へのコメント

2019年11月21日 09:18
おはようございますo(*^▽^*)o~♪
女の子全員がですか~~
どうしてなんでしょうね。くーさんも不思議だったでしょうね。
晩年は穏やかに暮らすことできなかったんでしょうね。
今日はタビー柄が沢山
それも大好きな渦巻き
今日はいい日になりそうです。
2019年11月21日 10:06
こんにちは

次はうみちゃんですか。。。
辛いですね。
くー
2019年11月21日 11:18
みるくっちさんへ。
ありがとうございます。
一族の女の子全てが子宮蓄膿症にかかり、私も獣医師も驚きました。
伝染も遺伝もないとされている病気なので、本当に不思議な出来事でした。

写真を楽しんで頂けて、嬉しいです。)^o^(
無愛想ハナの、嬉しいだんご光景です。
くー
2019年11月21日 11:20
トトパパさんへ。
ありがとうございます。
この頃から、一族の病気は毎年続きました。
悲しいことでしたが、同時に今は懐かしい思い出です。)^o^(
きらら
2019年11月21日 17:47
ハナちゃん みんなと一緒に過ごす時間が多くなって良かったですね)^o^(

ウミちゃんの手術も無事に終わり良かったです。
くー
2019年11月21日 19:07
きららさんへ。
ありがとうございます。
無愛想ハナの他者との交流は、予期せぬ嬉しい変化でした。)^o^(
ウミは子宮摘出手術を終えたものの、太ることもなく変わらずお喋りな毎日でした。