アメショーブログ 4797『九匹の猫と生きた二十年』35

(8/21)  おやつタイムでも、最後の一粒まで残って食べるのはクーだった。 食べることが生き甲斐と言えるクーの食べっぷりは、晩年まで衰えることはなかった。 キッチンのドアはスライド式の引き戸だった。 クーは器用に前脚を動かしてドアを開けることができた。 外出して帰宅すると、クーがキッチンの中のデニッシュパンを袋ご…
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アメショーブログ 4796『九匹の猫と生きた二十年』34

(8/20)  朝ごはんが済んで二時間ほど経過すると、誰かがおやつをねだる。 その声がきっかけで、また一族の大合唱が始まる。 おやつタイムは、リビング中央に新聞紙を敷いてカリカリを並べるのが習慣となった。 新聞紙を広げ始めると大合唱はピークに達して、六匹が尻尾を立てて新聞紙の前に集まるのだ。 北側の部屋で隔離生…
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アメショーブログ 4795『九匹の猫と生きた二十年』33

(8/19)  毎度のごはんは大騒ぎだ。 キッチンの中で皿を並べ始めると、一族の大合唱が始まる。 クー、モモ、ウミと、仔猫たちは食べる場所を分けなければならなかった。 食い意地の塊と化したクーは早食いで、自分の皿の中身を食べ終えると他の子たちの皿へと向かうからだ。 仔猫たちはキッチンの中、クーはキッチンから一番遠い…
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アメショーブログ 4794『九匹の猫と生きた二十年』32

(8/18)  総勢七匹となったクー一族との生活は、五つのトイレ掃除に明け暮れた。 頭数分トイレが必要だと思ったが、家中トイレで溢れることになるので、まめに掃除することで我慢してもらった。 朝目覚めると同時に全てのトイレを掃除する。 すると、綺麗になったトイレへ次々と猫たちが入っていく。 トイレの中に、誰かの排泄物…
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アメショーブログ 4793『九匹の猫と生きた二十年』31

(8/17)  ジロ、タロ、ハル、ハナが我が家に残ることになって半年ほど経過した頃だろうか。 モモに大きな変化が現れた。 子離れを開始したのだ。 産み落とした瞬間から完璧な母親だったモモは、四匹の仔猫たちと寄り添うことをやめた。 誰かが近寄ろうものなら、威嚇を繰り返して距離を保つ。 野生のライオンの母親が子離れす…
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アメショーブログ 4792『九匹の猫と生きた二十年』30

(8/16)  ハナは無愛想な子だった。 四匹で群がっていた仔猫時代があるのだから生まれつきではないと思うが、気付くと無愛想ではぐれものになっていた。 一匹だけ毛色が白いハナだったが、猫同士が色の違いで疎遠になることはないだろう。 ジロとタロがひっつきブラザーズとなり、姉妹のハルとハナも仲良く育っていくと思っていた。 …
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アメショーブログ 4791『九匹の猫と生きた二十年』29

(8/15)  タロは凝り性だった。 言葉を変えると、何に於いてもくどい。 たまにハルのお世話焼きをするのだが、くど過ぎて最後は必ずハルからパンチを食らっていた。 生涯の趣味となった水道観察も、流れる水道の水をいつまでも真剣に見つめ続けた。 毎朝洗面台に上り、洗顔の間中水を流せとねだる。 後年は脚が弱って洗面台に…
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アメショーブログ 4790『九匹の猫と生きた二十年』28

(8/14)  ハルは生まれつきの天真爛漫だった。 兄弟であるジロやタロとも仲良く過ごしたが、ハルのクーに対する愛情と信頼は絶対的なものだった。 後年、誰とでも寄り添い、誰にでも甘える子だったが、クーとのツーショットが一番多いのはハルだ。 また、人間に対する愛情表現も天真爛漫なハルらしいものだ。 私の腕枕で毎晩眠る…
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アメショーブログ 4789『九匹の猫と生きた二十年』27

(8/13)  ジロは私の友人が大好きだった。 彼女は綺麗な女性だった。 猫と人間の美しさの定義が同じかどうかは知らない。 しかしジロは、たまに友人が訪ねてくるたびに玄関でゴロニャンポーズで出迎えた。 クー一族のシンボルであるゴロニャンポーズは、四つ子の中ではジロが最初に習得した。 ジロは玄関先で友人の声を聞くと…
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アメショーブログ 4788『九匹の猫と生きた二十年』26

(8/12)  数カ月もすると、仔猫たちは自由自在に過ごした。 性格や相性が明確になったのもこの頃だ。 ジロとタロは、本当に仲良しだった。 いつでもどこでも一緒なのだ。 正確には、ジロの行く場所にはいつもタロがついていった。 四匹で群がっていた頃は、いつも舌を出して最後尾にへばりついていたタロだったが、ハルとハナ…
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アメショーブログ 4787『九匹の猫と生きた二十年』25

(8/11)  トイレの数も四つにした。 就寝時に全てのトイレを綺麗にしても、翌朝は飽和状態だった。 四つのトイレ掃除から、私の毎日は始まった。 クー、モモ、ウミには何の疑問もなくつけた首輪だったが、ジロ、タロ、ハル、ハナに首輪をつけることはやめた。 三匹だけでも首輪についている鈴は結構うるさい。 七匹が動くたび…
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アメショーブログ 4786『九匹の猫と生きた二十年』24

(8/10)  翌日の朝、私はペットショップに電話をかけて仔猫譲渡の話を白紙に戻した。 女の子の名前はハルとハナに決めた。 ようやく、名無しの四匹を名前で呼ぶことができたのだ。 胸にひっかかっていたつかえが取れたような、爽快な朝だった。  猫七匹と人間三人の生活は、数の上でもクー一族中心で日々が過ぎていった。 毎…
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アメショーブログ 4785『九匹の猫と生きた二十年』23

(8/9)  しかし私はまだ諦めるには早いと思った。 やるだけやって駄目なら、仔猫たちも赦してくれるだろう。 仔猫を母猫から早期に引き離す不憫さが、最大の理由だった。 しかしその時の私には、仔猫を譲渡することに賛成できないもう一つの理由があった。 エビちゃんの嫁入りが失敗に終わったから、モモを買ってきたのだ。 将…
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アメショーブログ 4784『九匹の猫と生きた二十年』22

(8/8)  ペットショップに仔猫を引き渡す時が近付いていた。 離乳は済んでいるものの、仔猫たちは頻繁にモモの懐へ潜り込む。 愛おしく、悲しい光景だった。  忘れもしない、その日は金曜日だった。 金曜ロードショーの『南極物語』を観ていた時のことだ。 私は段ボールの中で仔猫たちを遊ばせながら、心の中で何度も言葉を反芻し…
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アメショーブログ 4783『九匹の猫と生きた二十年』21

(8/7)  ペットフードを食べる頃には、仔猫たちは随分と活動的になっていた。 ケージから出してリビングで遊ばせる時間も増やした。 段ボールを分解して囲いを作り、その中で自由に動けるようにした。 囲わないと、どこまでも歩いてしまうのだ。 仔猫たちは段ボールに爪を立ててよじ登り、コロンと外側に落下して外界に出ることを…
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アメショーブログ 4782『九匹の猫と生きた二十年』20

(8/6)  四つ子の誰を残すかは決めかねたまま、仔猫たちには名前を付けずに過ごした。 我が家の子ではなくなるのだ。 名前を付けるわけにはいかなかった。 それに、その頃既に可愛くて仕方ないものを、ますます情が移って手放すことができなくなる。 クー、モモ、ウミと即座に名前を決めてきたが、初めて名無しの猫たちと過ごすこ…
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アメショーブログ 4781『九匹の猫と生きた二十年』19

(8/5)  実は、クーとモモの間に生まれた仔猫は、一匹を残してペットショップに譲ることになっていた。 我が家はブリーダーではないが、血統書付きのクーとモモの間の子どもなので、ペットショップのオーナーは大歓迎だった。 引き渡し時期は、生後一カ月半から二カ月と言われていた。 月齢が小さければ小さいほど、高く早く売れるという…
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アメショーブログ 4780『九匹の猫と生きた二十年』18

(8/4)  約一カ月間の授乳期を経て、四匹の仔猫たちに初めてペットフードを与えた時のことは今でも忘れない。 それまで母乳しか口にしなかった仔猫たちは、初めてのごはんを震えながら食べた。 新しく購入したお揃いの四つの皿にお湯でふやかしたフードを入れ、四匹の前に並べた。 等間隔に並んだ四匹が四匹とも、身体を震わせ、尻尾まで…
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アメショーブログ 4779『九匹の猫と生きた二十年』17

(8/3)  モモが一歳の誕生日を迎えて半年が経過した二〇〇二年・三月。 待望のクーとモモの子どもが生まれた。 ジロ・タロ・ハル・ハナの四つ子の誕生だ。 モモの妊娠後期からケージを作り、周りを段ボールで覆い、モモが安心して出産できるよう準備した。 もちろん猫の出産に立ち合うのは初めてのことだった。 誰の助けを借り…
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アメショーブログ 4778『九匹の猫と生きた二十年』16

(8/2)  ウミの参入により、人間と猫の比率は三対三となった。 クーとモモは変わらず仲良く、新たに加わった仔猫のウミを二匹は直ぐに受け入れた。 クーはもちろん、モモのウミへの愛情には感謝と驚きだった。 エビちゃんに最後まで受け入れてもらえなかったモモが、エビちゃんの子どもであるウミに深く大きな愛情を寄せたのだ。 …
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アメショーブログ 4777『九匹の猫と生きた二十年』15

(8/1)  まるで本当の親子のように仲睦まじいクーとモモだった。 モモを家族の一員に迎えたことに大きな歓びを感じながら、三人の人間と二匹の猫との暮らしは楽しく過ぎていった。  知人からエビちゃん出産の報を受けたのは、二〇〇一年・四月のことだった。 仔猫は三匹生まれ、一匹は我が家にくれるという知人の言葉に私は戸惑った。 …
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アメショーブログ 4776『九匹の猫と生きた二十年』14

(7/31)  二日目から、少しずつエビちゃんをキャリーから出す試みを開始した。 最初は短時間、その間はクーとモモは隔離した。 慣れた頃から、クーとモモを同じ空間に置いて様子を見た。 無理はしない。 毎日少しずつ、三匹が同じ空間で過ごす時間を作った。 一週間ほど経過した頃から、エビちゃんに大きな変化が現れた。 …
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アメショーブログ 4775『九匹の猫と生きた二十年』13

(7/30)  エビちゃんの迫力は健在だった。 過去に二週間滞在した我が家なのだ。 知らない場所でもないだろうに、到着してもキャリーから断じて出ない。 意思を尊重して、エビちゃん二度目の嫁入り第一日目はキャリーの中で始まった。 晩ごはんはキャリーの蓋を開けて、軍手で皿を差し出した。 過去の教訓は生きていた。 …
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アメショーブログ 4774『九匹の猫と生きた二十年』12

(7/29)  モモが我が家の一員となって四カ月が経過した冬の朝、久々にエビちゃんの飼い主である知人から電話があった。 エビちゃんを再度嫁入りさせたいという申し出だった。 私は即答はせず、改めて返事をする旨を伝えて電話を切った。 エビちゃんとクーの険悪な関係を二週間見てきた私は、二匹の間では子作りは無理と判断してエビちゃ…
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アメショーブログ 4773『九匹の猫と生きた二十年』11

(7/28)  クーとモモの生活は、モモ主導で営まれた。 遊びはモモが誘い、クーが相手をした。 こたつでかくれんぼはいつもクーが鬼だった。 ワニワニパニックのようにこたつの四方から顔を出すモモの俊敏な動きに、クーは目を丸くして成すすべもなく見守った。 ごはんもモモが一番だった。 家のどこにいても、モモは私がごは…
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アメショーブログ 4772『九匹の猫と生きた二十年』10

(7/27)  モモはペットショップのケージに一度も入ることなく、我が家にやってきた。 正式には、お店の人がおまけに付けてくれたねずみのぬいぐるみと一緒に。 このぬいぐるみが、後に天敵となるチビタの大好きなおもちゃになろうとは、この時は想像もしなかった。 私がペットショップを訪れたちょうどその時に、モモはもう一匹の姉妹と…
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アメショーブログ 4771『九匹の猫と生きた二十年』9

(7/26)  エビちゃんの二週間の嫁入りは失敗に終わった。 知人にお返しする当日の朝、私はエビちゃんを抱き上げた。 嵐のような二週間ではあったが、エビちゃんは私に抱かれるくらいまでに慣れていた。 大変な日々だったけれど、別れは悲しいものだった。 「エビちゃん、また会おうね」 私はエビちゃんを自分の目線まで抱え上…
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アメショーブログ 4770『九匹の猫と生きた二十年』8

(7/25)  クーはエビちゃんの後を追い、ピアノの前でゴロニャンポーズをしながら親愛の情を示した。 しかしエビちゃんは、クーが半径一メートル以内に近付くと「カーッ」と威嚇した。 何度威嚇されてもクーのゴロニャンポーズは続いた。 健気なクーの努力も虚しく、エビちゃんの姿は見えない。 ピアノの下から出てこないエビちゃ…
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アメショーブログ 4769『九匹の猫と生きた二十年』7

(7/24)  クーが我が家に来て一年ほど経過した初夏のことだった。 知人が、飼い猫をクーに嫁入りさせたいと申し出た。 知人はペットショップのオーナーで、売れ残ったアメリカンショートヘアーの雌を自宅で飼っていた。 一匹ではかわいそうと思っていた私は、即座に了承した。 約二週間の予定で嫁入りを受け入れた。 嫁の名前…
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アメショーブログ 4768『九匹の猫と生きた二十年』6

(7/23)  クーの毎朝の日課は、私の膝の上で私のコーヒーの香りを嗅ぐことだった。 淹れたてのコーヒーの香りを約一分嗅ぎ続けて、満足気に膝から飛び降りる。 仔猫とコーヒーという不思議な取り合わせ。 後に九匹になるクーの一族だが、コーヒー好きはクーだけだった。 毎日の外出時は、クーは必ず私を玄関で見送った。 帰宅…
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アメショーブログ 4767『九匹の猫と生きた二十年』5

(7/22)  クーが我が家に来たことで、生活は大きく変わった。 休日の外出先から、私が自宅に電話をする習慣が始まったのもこの時だ。 ひとりで留守番しているクーがかわいそうだった。 留守電に切り替わったら、私はクーに話しかける。 電話のスピーカーのボリュームは全開にしてあるので、クーがどこにいても私の声は聞こえるの…
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アメショーブログ 4766『九匹の猫と生きた二十年』4

(7/21)  ペットショップでは、生後一カ月から一カ月半の仔猫が店頭に置かれる。 月齢が小さいほど可愛く、売り物になるのだと当時ペットショップの店長から聞いたことがある。 不憫だと思った。 まだ母猫のおっぱいが恋しいだろうに。 温もりが欲しいだろうに。 月齢が大きくなり、売り物にならなくなった猫の末路は悲惨なも…
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アメショーブログ 4765『九匹の猫と生きた二十年』3

(7/20)  クーが我が家の一員となる数か月前、私は奇妙な体験をした。 駅から自宅へは、ほぼ一直線の道のりだった。 電車から降りた私は自宅へと歩いていた。 住宅街のその道は、日中も車通りは少ない一方通行の道だった。 私が左端を歩いていると、前方右側に綺麗なブラウンの毛色の猫がいた。 その猫は私を見続け、私が通り…
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アメショーブログ 4764『九匹の猫と生きた二十年』2

(7/19)  私たちは運ばれたコーヒーもそこそこに店を出た。 「可愛いらしいよ。一緒に見に行こう」 私は友人を強引に誘い、家へと急いだ。 自宅の玄関を開けてリビングに入ると、私の目に飛び込んだのは綺麗なシルバータビーの毛並だった。 尻尾をピンと立てて、アメリカンショートヘアーの仔猫が飛び跳ねている。 テレビ周り…
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アメショーブログ 4762『九匹の猫と生きた二十年』1

(7/17) 『九匹の猫と生きた二十年』  一九九九年・六月中旬。 その日は梅雨に入って初めての晴れた土曜日だった。 駅前は人で溢れ、馴染みの喫茶店は満席だった。 私たちは幾つかの店をまわって空席を探し、ようやく着席したのは午後三時頃だった。 友人と私は窓際の席でコーヒーを頼んだ。 「あれだけダメだと言って…
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アメショーブログ 4761

(7/16)・・・おはようございます。 アメショー三昧は、九匹のクー一族の生きた証しを残したくて始めました。 クー一族の全てが他界し、生きている彼らの毎日を綴ることはできなくなりました。 この一カ月、アメショー三昧の終了を考えてきました。 クー一族の生きた証しは、同時に私の生きた証しでもあります。 一族の命は消滅しまし…
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アメショーブログ 4760

(7/15)・・・クー一族最後に残ったウミの火葬から、約一カ月が経過しました。 最初のクーの火葬から九年目のことです。 クー一族と過ごした二十年間は、私の人生の核でした。 私にとって、猫とはクー一族であり、クー一族は私の子どもたちです。 どの子を思い出しても、最後は悔いばかり残ります。 もっと早く病気に気付けなかったの…
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アメショーブログ 4759

(7/14)・・・おはようございます。                ウミ 2019年6月17日撮影                 最後の写真
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アメショーブログ 4758

(7/13)・・・おはようございます。              ウミ 2019年6月16日撮影              立っている最後の写真
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アメショーブログ 4753

(7/8)・・・おはようございます。             ウミ 2019年6月中旬撮影                                 
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アメショーブログ 4752

(7/7)・・・おはようございます。             ウミ 2019年6月撮影                                    
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