アメショーブログ 1428
(7/19)・・・おはようございます。
片手にキャリー、片手に点滴用具一式の入った袋を持ち、私は足早に家へと向かいました。
午前十一時前でした。
北風がとても冷たく、クーが風邪をひかないようにと小走りで進みました。
同時に、一刻も早く家に連れて帰りたい、みんなと会わせてあげたい・・・。
そんな思いで足はいっそう早くなりました。
あまりに急ぎ過ぎて、点滴用の管を一つ落としてしまったことを今でも覚えています。
十分程歩き、自宅に到着しました。
「クーちゃん、お家だよ」
玄関のドアを開けると、みんなが勢揃いです。
一週間ぶりの帰宅です。
リビングでキャリーからクーを出しました。
前回の退院時は、早速家の中を点検したクー。
しかし、今回はそんな元気もないようです。
その場で座り込みました。
まっさきにクーに寄って行ったのはジロです。
続いて、ハル、ウミ・・・。
みんなそれぞれに「お帰り」の挨拶をしました。
挨拶を返すこともなく、その場にうずくまったままのクー。
ウミやハルは、そんなクーを遠巻きに見つめていました。
ジロは・・・。
動かないクーのすぐ側で、まるで護衛でもするかのように座り込みました。
たまに、クーに向かって「ゴロニャンポーズ」。
ジロがクーを励ましているのです。
猫社会の温かな交流を見て、その奥深さに驚き、感動しました。
人間は人間の知恵でできる限りのことをします。
猫は猫で、人間にはわからないけれども、魂の交流をしているのだと知り、嬉しさと悲しさと、やるせなさとで胸がいっぱいになったこと、今でも忘れません。
私はジロに感謝しました。
2010年、1月14日の昼過ぎのことでした。
<嬉しいお知らせ>
きらら(3にゃんず)さんが、クー一族を素敵な島へ連れて行ってくれました。
「アメリカンショートボディー?なラッキーとその兄弟」
きらら(3にゃんず)さん、どうもありがとうございました。
フレッシュファウンテンコンパクト
退院直後のクー (2010年1月14撮影)
少しだけ目を開けた
励ますジロ
具合が悪そうなクーを感じ、この距離で
クーを見守るジロ
目を開ける元気がないながらにジロの方を向くクー 力付けられていたのだと思う
片手にキャリー、片手に点滴用具一式の入った袋を持ち、私は足早に家へと向かいました。
午前十一時前でした。
北風がとても冷たく、クーが風邪をひかないようにと小走りで進みました。
同時に、一刻も早く家に連れて帰りたい、みんなと会わせてあげたい・・・。
そんな思いで足はいっそう早くなりました。
あまりに急ぎ過ぎて、点滴用の管を一つ落としてしまったことを今でも覚えています。
十分程歩き、自宅に到着しました。
「クーちゃん、お家だよ」
玄関のドアを開けると、みんなが勢揃いです。
一週間ぶりの帰宅です。
リビングでキャリーからクーを出しました。
前回の退院時は、早速家の中を点検したクー。
しかし、今回はそんな元気もないようです。
その場で座り込みました。
まっさきにクーに寄って行ったのはジロです。
続いて、ハル、ウミ・・・。
みんなそれぞれに「お帰り」の挨拶をしました。
挨拶を返すこともなく、その場にうずくまったままのクー。
ウミやハルは、そんなクーを遠巻きに見つめていました。
ジロは・・・。
動かないクーのすぐ側で、まるで護衛でもするかのように座り込みました。
たまに、クーに向かって「ゴロニャンポーズ」。
ジロがクーを励ましているのです。
猫社会の温かな交流を見て、その奥深さに驚き、感動しました。
人間は人間の知恵でできる限りのことをします。
猫は猫で、人間にはわからないけれども、魂の交流をしているのだと知り、嬉しさと悲しさと、やるせなさとで胸がいっぱいになったこと、今でも忘れません。
私はジロに感謝しました。
2010年、1月14日の昼過ぎのことでした。
<嬉しいお知らせ>
きらら(3にゃんず)さんが、クー一族を素敵な島へ連れて行ってくれました。
「アメリカンショートボディー?なラッキーとその兄弟」
きらら(3にゃんず)さん、どうもありがとうございました。

フレッシュファウンテンコンパクト
退院直後のクー (2010年1月14撮影)
少しだけ目を開けた
励ますジロ
具合が悪そうなクーを感じ、この距離で
クーを見守るジロ
目を開ける元気がないながらにジロの方を向くクー 力付けられていたのだと思う
この記事へのコメント
ドキドキしながら読みました。
猫社会の絆、すばらしいですね。
人間も見習わなくては!
猫社会のドラマ、絆、クー一族と暮らして初めて知りました。
猫たちは魂で交流しているのでしょうね。
言葉の通じない人間と動物ですが、心の交流で理解できればと思っています。
猫ちゃん同士、心で会話しているかのようですね。
こちらこそ、リンクをありがとうございます
毎日読まさせておりますが
クーちゃんだんだん弱くなっていきますが
代わりに猫ちゃん社会の硬いきずな、思いやり
がじわじわ伝わってきます。
きらら(3にゃんず)さんのブログ拝見させていただきました
1月15日永眠?
ということは前日に退院してきたのですね。
クーちゃん、安心したのかな~
ホッとして力が抜けちゃったのかな~
ジロ君とクーさん、親子逆転、子供が親を守る、美しい構図ですね。
素敵な記事をどうもありがとうございました。
心で会話、まさしくその通りだと思います。
この時だけでなく、猫たちはどんな会話をしているのでしょう。
こんばんは。
きらら(3にゃんず)さんには、とても素敵なクー一族にして頂きました。
家から出たことのないアメショー軍団は、初めて海を見させて頂きました。
猫社会の絆、私もクー一族と過ごして初めて知りました。
そうなんです。
退院して翌日に他界しました。
安心したのですね。
そして何よりも、私たちのために一日頑張ってくれたのだと思います。
当時のジロには感謝の連続でした。
クーも勇気付けられたと思います。