アメショーブログ 4762『九匹の猫と生きた二十年』1

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『九匹の猫と生きた二十年』

 一九九九年・六月中旬。
その日は梅雨に入って初めての晴れた土曜日だった。

駅前は人で溢れ、馴染みの喫茶店は満席だった。
私たちは幾つかの店をまわって空席を探し、ようやく着席したのは午後三時頃だった。
友人と私は窓際の席でコーヒーを頼んだ。

「あれだけダメだと言っていたけど、とうとう押し切られたわけね」
友人が笑いながら口を開いた。

「猫は嫌いじゃないけど、四か月前にハムスターが死んだ時にもう動物はいらないと思った。でもだんなのくどさに負けた」
「サイちゃんの誕生日プレゼントに猫、しかもサイちゃんも強く希望していれば仕方ないね」

「今頃は二人で猫を買って帰宅しているかな」
直後に携帯が鳴った。

自宅からだった。
携帯を耳に当てると娘の声が飛び込んできた。
「ママ、早く帰っておいでよ。とっても可愛いよ!」

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                生後三カ月のクー

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この記事へのコメント

2019年07月17日 10:42
こんにちは

小説、連載スタートですね。
誕生日のプレゼントだったんですね。
くー
2019年07月17日 11:37
トトパパさんへ。
ありがとうございます。
二十年前の六月、クーは娘の誕生日プレゼントとして我が家の一員になりました。
クー一族の始まりです。)^o^(
きらら
2019年07月17日 13:59
お嬢さんとくーさんがペットショップへ行ったのではなかったのですね。
あー、この続きが早く読みたいです( ◠‿◠ )
2019年07月17日 15:11
こんにちはo(*^▽^*)o~♪
くーちゃんは娘さんの誕生日プレゼントだったんですか。
うちのボンもそうなんですよ。
息子の誕生日プレゼントです。
私それまでは猫が嫌いだったんですよ
鳥をなんどかやられて。。。
でもボンを飼っているとそんな気持は何処かへ行っちゃいましたw
あの子は私にとっても大切なものを残していってくれました。
これからのくー一族のお話楽しみです。
ウキウキ♪o(^-^o)(o^-^)oワクワク♪
くー
2019年07月17日 19:02
きららさんへ。
ありがとうございます。
私は最後まで猫を飼うことに反対でした。(笑)
家族の要求に押し切られ、クーは我が家の一員となりました。
クーとの初対面から、私は家族一番の猫好きになりました。)^o^(
くー
2019年07月17日 19:06
みるくっちさんへ。
ありがとうごさいます。
ポンちゃんも誕生日プレゼントですか。
猫を飼うことに消極的だったことも同じですね。(笑)
一転して猫大好き、まるで同じで驚きました。)^o^(